2018年11月27日火曜日

ロールキャベツ【Голубцы】



・キャベツ
・挽き肉
・米…米のまんまなら茹でておく。ご飯なら硬めがいい。
・玉ねぎ
☆他、お好みの野菜を入れてもいい。
・パセリ
・塩
・胡椒
・トマトの水煮缶
・スメタナ
・ローリエ

1)キャベツを茹でる。
→芯を削いで平らな葉っぱになるようにする。
☆削いだ部分は具にしちゃえ!
2)挽き肉・米・玉ねぎ・パセリ…、とか全部混ぜる。
→塩・胡椒・トマトの汁ちょっとで味つけ。
☆塩味キツメに!
3)巻く。
☆うまく巻けなかったら、ようじで固定。
4)サラダ油で表面をきつね色になるよう焼く。
5)トマトの水煮全てとキャベツの茹で汁(1:1)でローリエを入れて、20分くらい煮る。
☆味つけは塩・胡椒、お好みでレモン汁とか。
6)スメタナをかけて召し上がれ!




ロールキャベツです!ただ、日本と違うのはパン粉じゃなく、お米を入れるところでしょうか。

このロールキャベツさん、なかなか面白い歴史をお持ちなんですよ。
元はトルコのドルマというお料理です。こちらはブドウの葉っぱを使っているのですが…寒い国では手に入りにくいです。そこでキャベツで代用したのがガルブツィです。
そして、ロマノフ王朝時代にフランス人シェフが雇われました。そのフランス人シェフ達が自国へ持ち帰って、ヨーロッパにも広まったそうな。
ただ、小麦が主流のフランスではお米よりパンのほうが都合がよかったんですね。

そしてここが面白いところです。日本はパン粉が主流。ということは、お隣のロシアからじゃなく、フランスから伝わったということになります。 伝わった明治時代の外交や情勢を考えると熱くなりますね!
また、アメリカではお米が主流だそうです。これも移民が多いアメリカならではの伝わり方ではないでしょうか。

ちなみに余談ですが…。ロシア語では「ガルブツィ」、フランス語では「シューファルシ」、英語では「キャベツロール」。…なぜ「ロールキャベツ」になった。


トマトを使う、使わないは意見が分かれるところです。
一応このレシピはロシアの友人の母から聞いた日本人の方が公開されたレシピです。

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